2009年3月13日金曜日

フランス敗れたりを読む

一寸、話題になっている本「フランス敗れたり:アンドレ モーロア著」を読む。戦前の日本でも200版を重ねるベストセラーになったとか。短い話だが、ドイツに負けた直後にヨーロッパから北米に向かう船の中での会話?考察・反省が良い。塩野七生の「ローマ亡き後の地中海世界」を読んだ後なんで考えさせられます。外敵(トルコ・ドイツ)に対して団結できなくて内輪揉めする人々(ヨーロッパ・フランス)。他人事では無いように思ってしまう。戦後にベストセラーになるべき本だったような気がする。

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